ヨーロッパの中心に位置するチェコ共和国。
赤い屋根と石畳が続く中世の都・プラハ、そして「おとぎ話の世界」と称される小さな街、チェスキークルムロフ。
この記事では、私が実際に滞在したプラハ+チェスキークルムロフの3泊4日の旅をベースに、「初めてでも無理なく巡れるモデルコース」として再構成しました。
移動方法や観光スポット、街歩きのポイントを時系列でまとめているので、中欧旅行が初めての方にも使いやすいプランになっています。
1日目|プラハ到着。旧市街の美しさに触れる“ウォームアップの日”
プラハ国際空港に到着。
バスやトラムも利用できますが、荷物が多い場合はプラハ国際空港から Bolt アプリを使った移動が便利です。旧市街までは約30分ほどで、スムーズにホテルへチェックインできます。
荷物を置いたら、まずは旧市街広場周辺を散策。歴史を感じる美しい広場。チェコ旅の期待が高まります。
天文時計(オルロイ)の仕掛けが動く時間になると人々が集まり、石畳の音とともに、ゆっくりと時間が流れていきます。

夜は、プラハで有名なレストラン「カンティーナ(Kantýna)」でディナー。
入口で注文用紙を受け取り、席を確保したら、キッチン前で指差ししながら注文するスタイルです。お会計は最後にまとめて行います。
カルパッチョ、タルタル、ソーセージ、ビール、ワインなど種類が豊富で、何を選ぶか迷ってしまうほど。
特に印象に残ったのはカルパッチョと茹で野菜で、素材の良さが際立つ味わいでした。あまりのおいしさに、滞在中2日間も通ってしまったほどです。

カンティーナは予約制ではなく先着順。混雑する時間帯を避けたり、立ち食いスペースを利用するのも◎
初日は無理をせず、おいしい食事とビールで街の空気に体を慣らすのがおすすめです。
2日目|プラハから日帰りでチェスキークルムロフへ。絵本の世界で過ごす1日
2日目は、旅のハイライトとも言える チェスキークルムロフ(Český Krumlov) へ日帰り旅。
チェスキークルムロフは、「チェコで一番美しい街」とも言われる小さな街で、街全体が ユネスコ世界文化遺産 に登録されています。
中世の街並みがほぼそのまま残されており、城を中心に赤い屋根の家々とヴルタヴァ川が折り重なる風景は、まさに絵本の世界です。
プラハ中央バスターミナルから FlixBus を利用し、所要時間は約3時間。
丘陵地帯や小さな街を抜けていくルートなので、車窓からの景色の移り変わりも楽しめます。

街を歩きながら、景色と文化を味わう
バスはバスターミナルで下車し、小高い丘から街を一望。
城を中心に広がる街並みは、どこを切り取っても絵になる美しさで、石造りの建物、赤い屋根、ヴルタヴァ川のゆるやかなカーブが美しく調和しています。
この街の特徴のひとつが、彫刻や立体装飾に見える部分の多くが、実は壁に描かれた絵であること。
かつての財政事情から、立体的な装飾の代わりに、陰影や奥行きを描く“絵画的な装飾”が用いられてきました。
一見すると本物の彫刻のように見える柱や装飾も、近づくと絵で描かれていると気づきます。
「これは本物?それとも絵?」と見比べながら歩くのも、チェスキークルムロフならではの楽しみ方です。
街を散策しながら、タイミングを見て城へ。
徒歩で上がると、街全体を見渡す絶景が広がり、「世界一美しい村」と称される理由を実感できます。

その後は、Egon Schiele Art Centrum で静かにアートを楽しみ、街歩きの合間には名物の チムニーケーキアイス でひと休み。
チェコでは、ビールが水やソフトドリンクよりも安い場合が多いため、広場のカフェで気軽にビールを楽しむのもおすすめです。
夕方のバスでプラハへ帰還
夕方の FlixBus でプラハへ戻り、夜はホテル周辺で軽めの夕食。
3日目|プラハを深く味わう1日。城・橋・街歩き
旅の3日目は、プラハ観光の定番スポットをじっくり巡ります。
午前はプラハ城エリアへ。
聖ヴィート大聖堂、旧王宮、黄金の小路など見どころが集まる広大な複合施設で、丘の上から眺める赤い屋根の街並みは圧巻です。
複数の施設を効率よく巡れる共通パスの利用がおすすめです。
城から旧市街へ向かう途中に渡るカレル橋は、街を象徴する存在。
時間帯によって表情が変わるため、朝と夕方で雰囲気の違いを楽しむのもおすすめです。
午後は、ジョン・レノンの壁やダンシングハウスなどを気の向くままに散策。
徒歩でも巡れる範囲に見どころが集中しているのが、プラハの魅力です。
夜はスーパー「Albert」で軽食やお土産を購入しつつ、ライトアップされた旧市街を歩いてホテルへ。
石畳と夜景が織りなす風景は、何度でも記憶に残ります。

プラハ城の内部までしっかり見学したい人はこちら
プラハ城は非常に人気が高く、当日はチケット購入列ができることも多いスポット。 事前にチケットを購入しておくと、現地で並ぶ手間を省けます。
特に滞在日数が限られている場合や、効率よく観光したい人には事前購入がおすすめです。
Trip.comでプラハ城の入場チケットを見る → プラハをくまなく観光する予定なら、こちらのパスも要チェック!
観光スポットだけでなく公共交通機関も含まれているため、移動が多い日程でも効率よく回れます。
プラハ市内観光をしっかり楽しむ場合は、チェスキークルムロフへの日帰りや移動日を旅程の最終日に回すのもおすすめ。 そうすると、プラハ滞在中はこのパスを最大限活用できます。
Klookでプラハビジターパスを見る →4日目|プラハ最終日。カフェ時間を楽しみながら出発
最終日は、Trade Center 内の美術館へ。
印象派からクリムト、モダンアートまで幅広い作品が展示されており、旅の締めくくりに静かな時間を過ごせます。
その後はローカルカフェでブランチ。
街の雰囲気を味わいながら、旧市街で最後の散策やショッピングを楽しみ、空港へ向かいます。
3泊4日という限られた日程でも、プラハとチェスキークルムロフの魅力をしっかり感じられる旅になりました。
プラハ+チェスキークルムロフ旅行を成功させるポイント
- FlixBus を使えば チェスキークルムロフは日帰り可能
- プラハ城は広いため 午前中の早い時間帯がベスト
- チェコでは ビールが水やソフトドリンクより安い場合が多い
- 旧市街は徒歩移動可能。トラムや配車アプリ併用で効率アップ
プラハもチェスキークルムロフもどちらも歴史、建築、アート、カフェ文化がコンパクトに楽しめる街です。物価も西ヨーロッパほど高くなく、治安も良いので、はじめてのヨーロッパ旅にいかがでしょうか?